局所探索を有する遺伝的アルゴリズムによる放置物検出
局所探索を有する遺伝的アルゴリズムによる放置物検出
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS4-6
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Abandoned Object Detection by Genetic Algorithm with Local Search
著者名: Takako Ikuno(Tokushima University),Momoyo Ito(Tokushima University),Shinichi Ito(Tokushima University),Minoru Fukumi(Tokushima University)
著者名(英語): Takako Ikuno(Tokushima University),Momoyo Ito(Tokushima University),Shinichi Ito(Tokushima University),Minoru Fukumi(Tokushima University)
キーワード: 遺伝的アルゴリズム|テンプレートマッチング|ランダム探索ランダム探索|Genetic Algorithm|Template Matching|Random Search
要約(日本語): 本研究では,監視カメラの画像から放置物を自動で検知することを目的とした放置物検出法を提案した.提案手法は,遺伝的アルゴリズム(GA)を用いたテンプレートマッチングである.GAは局所的な最適化問題には向いていないため,局所探索に特化した手法を考える必要があり,広域探索と局所探索に区別して探索を行った.GAにおける染色体はマッチングを行う座標(x座標,y座標)テンプレート画像の変形を行う拡大率,回転角度の4つの要素とする.広域探索では,座標と拡大率の最適化を行う.また,適応度と世代数に閾値を定め,共に閾値を超えると局所探索を開始する.局所探索では,最も適応度の高い個体に対してのみランダム探索に基づき,拡大率と回転角度の最適化を行う.実験により,ある特定の画像ではよい結果が得られたが,それ以外の画像では局所探索の効果が見られなかった.今後は局所探索の改善をする予定である.
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