分散エネルギー管理システムにおける市場原理を用いた運転計画
分散エネルギー管理システムにおける市場原理を用いた運転計画
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS5-1
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Operation Planning of Distributed Energy Management Systems by using Market Principle
著者名: 宮本 俊幸(大阪大学),森 一之(三菱電機),北村 聖一(三菱電機),泉井 良夫(三菱電機)
著者名(英語): Toshiyuki Miyamoto(Osaka University),Kazuyuki Mori(Mitsubishi Electric Corporation),Shoichi Kitamura(Mitsubishi Electric Corporation),Yoshio Izui(Mitsubishi Electric Corporation)
要約(日本語): 本論文ではCO2排出量制約のもとで,エネルギー売買を考慮した機器運転計画
の最適化によって消費コストの削減を目指す問題を考える.ここでは,電力お
よび熱エネルギーの売買が可能な,独立した企業体(エージェント)からなる特
別区域(以下,群と呼ぶ)を想定する.群内においては各エージェントがエネル
ギー売買を考慮しながらCO2排出量枠内において機器運転計画問題を立てる.
われわれは余剰エネルギーを群内で流通させ,群全体の消費コスト(以下,群
コストと呼ぶ)の削減を目指すマルチエージェントシステムとして,分散エネ
ルギー管理システム(EMS: Energy Management Systems)を提案している.分散
EMSでは,エネルギー変換機器の運転計画及びエネルギー取引計画をエージェ
ントの協調により決定する.本論文では分散EMSにおける市場原理を用いた運
転計画手法についてこれまでの成果を報告する.
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