住宅用エアコンの消費電力実測データに基づくデマンドレスポンスの導入可能性に関する検討
住宅用エアコンの消費電力実測データに基づくデマンドレスポンスの導入可能性に関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS5-8
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Prospects of demand response implementation for residential air-conditioning units based on monitored power demand data
著者名: 杉原 英治(大阪大学)
著者名(英語): Hideharu Sugihara(Osaka University)
キーワード: デマンドレスポンス|エアコン|HEMSHEMS|demand response|air-conditioning unit|home energy management system
要約(日本語): 近年,温室効果ガスの排出削減や原子力発電停止に伴う供給力不足を背景として,再生可能エネルギーの導入や需要家サイドの省エネが求められている.このためスマートコミュニティやマイクログリッドといった比較的狭いエリアにおいて,太陽光発電や蓄電池を導入した上で需給バランスを維持することが検討されている.高価な蓄電池の容量を抑制しつつ経済的な需給調整システムを構築するためには,デマンドレスポンスの導入効果を検証する必要がある.本稿では,デマンドレスポンスの一つとして住宅用エアコンの直接負荷制御に着目し,環境実験室に設置されたエアコンの室内設定温度を周期的に変化させることにより,エアコン消費電力と室内快適性へ与える影響を評価する。また,大阪府内21世帯のエネルギー消費データの中でエアコン全81台の消費電力データを用いて,外気温による回帰分析を行い,エアコン消費電力及び運転台数の推定可能性について報告する.
PDFファイルサイズ: 6,250 Kバイト
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