瞬目計測のためのキャリブレーション法についての検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS8-2

グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/04

タイトル(英語): A Calibration Method for Eye Blink Measurement

著者名: 佐藤寛修 (関東学院大学),阿部 清彦(関東学院大学),松野 省吾(東京電機大学),大井尚一 (東京電機大学),大山 実(東京電機大学)

著者名(英語): Hironobu Sato(Kanto Gakuin University),Kiyohiko Abe(Kanto Gakuin University),Shogo Matsuno(Tokyo Denki University),Shoichi Ohi(Tokyo Denki University),Minoru Ohyama(Tokyo Denki University)

キーワード: 瞬目|キャリブレーション|フレーム分割法|インタレース画像|画像解析|Eye blink|Calibration|Frame splitting method|Interlaced image|Image analysis

要約(日本語): 筋萎縮性側索硬化症（ALS）患者など肢体不自由者のコミュニケーション支援を目的として、瞬目による入力インタフェースについての研究が進められている。とくに、瞬目の情報を入力にもちいる場合、ユーザが意図的に行なう随意性瞬目を自動識別できれば、より使いやすい入力インタフェースの構築が期待できる。筆者らは、瞬目過程をインタレース方式の動画像として撮影し、各撮影フレームを偶数と奇数フィールドに分割することにより、通常の２倍の時間分解能で計測するフレーム分割法を開発した。この手法により瞬目の自動抽出が可能となり、自発および随意性瞬目について持続時間を用いて、瞬目種類の識別を行なう方法を提案してきた。本稿では、入力インタフェースへの応用を考慮し、瞬目識別のための計測の初期段階に行なうキャリブレーションの方法について、瞬目の個数や各種パラメータの取得に要する時間などを検討したので報告する。

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