遺伝的アルゴリズムを用いたパノラマ画像の生成
遺伝的アルゴリズムを用いたパノラマ画像の生成
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS10-3
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Creation of the panoramic image by Genetic Algorithm
著者名: 堀内 将嘉(徳島大学),伊藤 桃代(徳島大学),伊藤伸一 (徳島大学),福見 稔(徳島大学)
著者名(英語): Takahiro Horiuchi(Tokushima University),Momoyo Ito(Tokushima University),Shinichi Ito(Tokushima University),Minoru Hukumi(Tokushima University)
キーワード: 遺伝的アルゴリズム|パノラマ画像|テンプレートマッチングテンプレートマッチング|Genetic Algorithm|panoramic image|template matching
要約(日本語): 本研究ではパノラマ画像生成を高速かつ高精度で行うことを目的とし,このために遺伝的アルゴリズム(GA)を用いたテンプレートマッチングを提案する.遺伝的アルゴリズムを利用し,テンプレートの位置合わせを効率的に行うことにより,従来の手法よりも高速かつ高精度なパノラマ画像の生成が可能になると考えられる.GAにおける染色体はマッチングを行う際の座標(x座標,y座標)を持たせており,座標の最適化を行う.輝度値を用いたテンプレートマッチングにおいて適応度がある一定の閾値を超えた座標を検出した場合,その座標の8近傍で再びマッチングを行い,最適解を探索する.最も適応度が高い点を最適解とし,その座標を基準にして画像の合成を行う.実験により,ある特定の画像では良い結果が得られたが,それ以外の画像では,画像の傾きやズレ,明度によってマッチング精度が低下した.今後は輝度値以外の特徴量を使用して改善する予定である.
PDFファイルサイズ: 3,978 Kバイト
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