配電設備の台風被害予測システムの精度向上 気象学的および構造力学的な被害要因の分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS11-10

グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/04

タイトル(英語): Improvement of a Typhoon-induced Damage Estimation System for Electric Power Distribution Facility - A Sensitivity Analysis with Meteorological and Structural Mechanical Factors -

著者名: 杉本 聡一郎(電力中央研究所),石川 智巳(電力中央研究所),朱牟田 善治(電力中央研究所),服部 康男(電力中央研究所),中村 剛裕(中国電力),門村 修一(中国電力),松尾 英樹(中国電力)

著者名(英語): Soichiro Sugimoto(Central Research Institute of Electric Power Industry),Tomomi Ishikawa(Central Research Institute of Electric Power Industry),Yoshiharu Shumuta(Central Research Institute of Electric Power Industry),Yasuo Hattori(Central Research Institute of Electric Power Industry),Takehiro Nakamura(Chugoku Electric Power Company),Shuichi Kadomura(Chugoku Electric Power Company),Hideki Matsuo(Chugoku Electric Power Company)

キーワード: 配電設備|被害予測|台風|気象|構造力学復旧システム|Distribution Facility|Damage Estimation|Typhoon|Meteorology|Structural MechanicRestoration System

要約(日本語): 既開発の台風による配電設備被害数の予測システムでは，気象庁の台風進路情報をもとに近似的な地上風速を算出し，配電設備支持物毎に風荷重およびそれに伴う安全率を算出し，土地利用情報等を加味して営業所単位の被害率を計算する．しかし，大雨に伴う土砂崩れ・樹木倒壊や局地風に伴う被害や，支持物支線による設備強化の影響について十分に考慮できない．そこで，本研究では，気象学的および構造力学的観点から，大雨，局地風，ならびに支線設置状況と被害率との関連性を分析した．また，被害率算出に分析結果を反映することによりシステム予測精度が向上することを確認した．

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