MRIによる灸法施術時における非侵襲内部温度分布に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS12-7

グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/04

タイトル(英語): Study on Noninvasive MRI Measurement of the Temperature Distribution during Moxibustion Treatment

著者名: 中村 優(国士舘大学),中村 真通(東京医療専門学校),前田 栄一(沖縄統合医療学院),二川佳央 (国士舘大学)

著者名(英語): Suguru Nakamura(Kokushikan University),Masamichi Nakamura(Tokyo Therapeutic Institute),Eiichi Maeda(Okinawa College of Integrative Medicine),yoshio Nikawa(Kokushikan University)

キーワード: MRI|灸法|ファントムモデル|温度分布|温度測定|MRI|Moxibustion|Phantom model|Temperature distribution|Temperature measurement

要約(日本語): 東洋医学における鍼灸分野では、鍼刺激と灸刺激という主に2つの生体へのアプローチ方法を用いて施術を行い、その効果をあらわしている。その内の灸法は臨床の現場で多用される反面、熱の伝播様式や施術時の対象の内部温度変化などのメカニズムが明確になっていない。これは非侵襲で生体深部の温度測定を行うことが困難であることに起因する。本研究では、鍼灸分野の中の灸法におけるメカニズムを明らかにし、より効果的な施術を行なうため、灸法施術時の表面温度の測定およびMRIのT1位相法を用いた、内部温度分布変化の測定、解析を行い、得られた結果から、灸法の熱の伝播様式および、対象内の温度分布変化について定量解析を行い報告する。

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