生体信号を用いた自転車の乗り心地予測モデルの構築
生体信号を用いた自転車の乗り心地予測モデルの構築
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS14-4
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Construction of Bike Riding Comfort Estimation Model Using Biological Signal
著者名: 武藤保貴 (慶應義塾大学),満倉 靖恵(慶應義塾大学)
著者名(英語): Yasuki Muto(Keio University),Yasue Mitsukura(Keio University)
キーワード: 乗り心地|筋電|脳波|自転車|Riding comfort|Electromyogram|Electroencephalogram|Bike
要約(日本語): 本稿では,生体信号を用いて自転車の乗り心地を評価する方法を提案する。近年,自転車開発現場において乗り心地を評価し,製品開発に反映させる試みがある。従来の乗り心地評価は,ユーザに対するアンケートや物理量計測によって行なわれていた。しかしながら,これらの評価法では,人の感性を客観的かつ定量的に評価することが困難である。そこで近年,自動車などの乗り心地評価に,人の感性情報を取得可能な生体信号を用いることが提案されている。一方で,自転車の乗り心地評価に関する研究は過去に行なわれていないのが現状である。そこで,本研究では,生体信号として筋電および脳波を用いた自転車乗り心地評価法の確立を目指す。実験では,乗り心地の異なる2種類の自転車を用いて,走行時の被験者の筋電および脳波を計測した。本稿では,取得したデータを解析することにより,生体信号を用いた自転車乗り心地評価システムの実現可能性について言及する。
PDFファイルサイズ: 9,875 Kバイト
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