視覚特性を考慮した画像ノイズ除去
視覚特性を考慮した画像ノイズ除去
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS14-5
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Image Noise Reduction Based on Visual Characteristics
著者名: 吉森 聖貴(日本文理大学),滝本 裕則(岡山県立大学),満倉 靖恵(慶應義塾大学)
著者名(英語): Seiki Yoshimori(Nippon Bunri University),Hironori Takimoto(Okayama Prefectural University),Yasue Mitsukura(Keio University)
キーワード: ノイズ除去|顕著性マップ|グラフカットグラフカット|Noise Reduction|Saliency Map|Graph Cuts
要約(日本語): 従来の画像ノイズ除去手法では局所的な特徴(エッジなど)に注目して平滑化を行うものが主流であった.しかし,よりよい画像を生成するためには人間の視覚特性を考慮することは重要である.画像のノイズ除去においてもこの点は重要となる.そこで,本研究では平滑化を局所的な情報のみにもとづいておこなうのではなく,画像全体における顕著度合いを用いて行う手法を提案する.提案手法では,顕著度合いにIttiらが提案したSaiency Mapを,平滑化手法には近年画像処理の分野でも有効な手法として注目を集めているGraph Cutsアルゴリズムを用いる.Graph Cutsアルゴリズムの平滑化項の重みをSaliency Mapの値に基づいて可変とすることで視覚特性に合ったノイズ除去手法が期待できる.実験としてこれらの手法を用いた平滑化の結果を示し,提案手法の有効性と課題について考察する.
PDFファイルサイズ: 25,704 Kバイト
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