並列構造を用いたAD変換器の高精度化に関する基礎検討
並列構造を用いたAD変換器の高精度化に関する基礎検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS1-1
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Resolution improvement by parallel connection of ADCs
著者名: 杉本 俊貴(北見工業大学),谷本 洋(北見工業大学),吉澤 真吾(北見工業大学)
著者名(英語): Toshiki Sugimoto(Kitami Institute of technology),Hiroshi Tanimoto(Kitami Institute of technology),Shingo Yoshizawa(Kitami Institute of technology)
キーワード: A/D変換器|平均|並列構造|オフセット|分解能向上|ADC|average|parallel structure|offset|resolution improvement
要約(日本語): 並列構造を用いたAD変換器の高精度化についてのシミュレーションによる基礎検討を行った.N個のAD変換器の出力の平均をとると信号電力がN倍になるのに対して,量子化雑音電力はそのルートで増える.そのため,個数を増やすごとにSNRもルートで改善する.またこのとき,1LSBをN分割するようなオフセットを挿入し平均することによって,分解能を高められる.実際にはAD変換器自体に誤差があることや,正確にN分割されたオフセットを作ることが困難であるためこの通りにはならない.そこで,これらの問題を解決しAD変換器を高精度化するためのシミュレーションを行い,効果があることを確かめた.
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