生活パターン計測による独居者の体調異常判別に関する研究
生活パターン計測による独居者の体調異常判別に関する研究
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS2-3
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Research on Health Problem Detection of One Person Household by Life Pattern Measurement
著者名: 上平 一柄(日本大学),中島 隆(日本大学),松村 太陽(日本大学),三浦 光(日本大学),小野 隆(日本大学)
著者名(英語): Ippei Kamihira(Nihon University),Takashi Nakajima(Nihon University),Taiyo Matsumura(Nihon University),Hikaru Miura(Nihon University),Takashi Ono(Nihon University)
キーワード: 孤立死|健全な状態|独居高齢者|見守りシステム|センシング異常検知|Solitary death|Healthy shape|Elderly living alone|Monitoring system|SensingAnomaly detection
要約(日本語): 高齢化社会を迎えており,2010年には総人口の23%が65歳以上となり,その内約24%が単独世帯であるとの調査報告がある。このような状況に於いて,東京23区では一人暮らしで亡くなられた65歳以上の人の内約76%は自宅で亡くなっており,「孤立死」が社会問題となっている。このような状況に鑑み,本研究では,複数のセンサを用いて,プライバシーを尊重しながら独居者の生活行動を見守ることで,体調不良や転倒事故などの状態を判断し,異常状態を近親者や第三者に通報するシステムの構築を目指している。今回は,独居者の生活パターンを一定時間毎のセンサの応答回数で表し,過去2週間のデータと比較することにより,体調良好時には「正常」,体調不良時には「異常」と判別することとした。その結果,普段とは異なり外出を控えて休息をとっていた時間帯に「異常」を判別したセンサの数が多いことがわかった。これより独居者の体調異常の判別が行える見通しを得た。
PDFファイルサイズ: 1,540 Kバイト
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