一般線形モデルを用いたNIRS信号及び皮膚血流信号に含まれる循環器変動成分の評価
一般線形モデルを用いたNIRS信号及び皮膚血流信号に含まれる循環器変動成分の評価
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS2-6
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Estimating cardiovascular fluctuation from near-infrared spectroscopy signal and skin blood flow using general linear model
著者名: 牧野 類(東京大学),小川 雄太郎(東京大学),沼田 崇志(東京大学),赤尾 旭彦(東京大学),小谷 潔(東京大学),神保 泰彦(東京大学)
著者名(英語): Rui Makino(The University of Tokyo),Yutaro Ogawa(The University of Tokyo),Takashi Numata(The University of Tokyo),Akihiko Akao(The University of Tokyo),Kiyoshi Kotani(The University of Tokyo),Yasuhiko Jimbo(The University of Tokyo)
キーワード: 近赤外分光法|循環器変動|皮膚血流|一般線形モデル|NIRS (Near-Infrared Spectroscopy)|cardiovascular fluctuation|skin blood flow|general linear model
要約(日本語): 脳機能計測において,高精度な測定だけでなく,低侵襲・簡便に測定する事も重要であり,近年,近赤外分光法 (NIRS: Near-Infrared Spectroscopy) が注目されている.NIRSは簡便・非侵襲に脳血流を測定できる一方で,測定信号に様々なアーチファクトが含まれている事が知られており,脳血流を高精度に測定する手法の構築が現在の課題となっている.特に,NIRSの信号には循環器及び皮膚血流の変動が大きく影響している事が知られており,その除去手法は様々提案されているが,両変動成分を同時に評価した研究は行われていない.そこで本研究では,脳血流,心拍・呼吸そして皮膚血流の同時測定を行い,NIRS信号と皮膚血流の関係性を評価する.次に一般線形モデルを用いる事で,NIRS信号に含まれている循環器変動成分と皮膚血流信号に含まれる循環器変動成分の関係性を明らかにする.最後にこれら循環器変動成分を取り除いたNIRS信号を評価する.
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