麻酔薬の作用性を数値評価するシステム研究
麻酔薬の作用性を数値評価するシステム研究
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS2-8
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Numerical Evaluation System of Anesthetic Action
著者名: 岸川 知里(和歌山工業高等専門学校),岡本 和也(和歌山工業高等専門学校),西本 真琴(和歌山工業高等専門学校)
著者名(英語): Chisato Kishikawa(Wakayama National College of Technology),Kazuya Okamoto(Wakayama National College of Technology),Makoto Nishimoto(Wakayama National College of Technology)
キーワード: 局部麻酔薬|数値評価|Local Anesthetic|Numerical Evaluation
要約(日本語): 麻酔薬は医療現場で日常的に用いられているが、効き具合を判断するのは難しいとされている。例えば若者や老人、性格の激しい人や大人しい人、睡眠薬や安定剤を使用している人など、麻酔薬の注入量に対する効き具合は固体により異なる。このため麻酔薬の効き具合は人の経験に頼る官能的な評価を基に行っている。麻酔薬の効き具合を官能評価から数値評価が出来る計測器があれば経験や勘に頼ることなく誰が行っても同じ麻酔の効き具合ができ医療への貢献が大きいと考える。
本研究では、麻酔薬とタンパク質の感受性が表面親水性や構造剛直性に依存することを利用し、タンパク質の麻酔薬感受性を信頼できる電気信号として取出す方法を評価、開発する。それと同時に上記各個体から麻酔の効き具合に応じた電気信号を基に応答性を利用した数値表示システムを開発研究し、その有効性を評価、確認する。
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