モデル予測制御を用いた風力発電機の出力電力変動抑制に関する基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS5-5

グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/04

タイトル(英語): Power fluctuation reduction in wind turbine systems using model predictive control

著者名: 加藤 宏和(大阪府立大学),原 尚之(大阪府立大学),小西 啓治(大阪府立大学)

著者名(英語): Hirokazu Kato(Osaka Prefecture University),Naoyuki Hara(Osaka Prefecture University),Keiji Konishi(Osaka Prefecture University)

キーワード: 風力発電|モデル予測制御|wind turbine|model predictive control

要約(日本語): 環境問題対策や原子力発電のリスク対策として，自然エネルギーを利用した発電方法が開発・導入されている．自然エネルギーの代表的な利用例として，風力発電や太陽光発電などが挙げられ，発電の際に環境汚染物質の排出量が少なく，エネルギー資源埋蔵量がほぼ無限であるといった特徴がある．特に風力発電は急速な成長を遂げており発電時に二酸化炭素を排出しないため地球温暖化に対する有効な対策とされている．しかし，自然エネルギーによる発電は出力が不安定であるといった問題点がある．本研究ではモデル予測制御を用いて風力発電機の出力電力変動抑制について検討する．風力発電機のピッチ角制御にモデル予測制御を適用し，風速の予見情報により，定格風速以上の領域における出力変動をどの程度抑制できるか検討し，数値的に評価を行う．

PDFファイルサイズ: 8,418 Kバイト