伝達関数係数最適化による圧延制御系設計

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS5-14

グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/04

タイトル(英語): Rolling Mill Control System Design by Numerical Optimization of Characteristic Transfer Functions

著者名: 鹿島 賢二(北見工業大学),太田越星児 (北見工業大学),榮坂 俊雄(北見工業大学)

著者名(英語): Kenji Kashima(Kitami Institute of Technology),Seiji Ootagoshi(Kitami Institute of Technology),Toshio Eisaka(Kitami Institute of Technology)

キーワード: 特性伝達関数|数値最適化|圧延制御圧延制御|characteristic transfer function|numerical optimization|rolling mill control

要約(日本語): 製鉄過程の圧延制御は材料の板厚と張力を制御量とする多入出力制御系であり，国際競争の中で益々厳しさを増す高精度化への要望に応えるため，様々なアドバンスト制御理論が適用されている．一方で，現代制御理論の適用に対して，結果の調整，ノウハウの導入など，実際上の要望に応えにくいという課題が指摘されている．新しい制御系設計の枠組みとして制御器と一対一に対応する全系の特性伝達関数行列に着目した制御系設計法が提案されている．この設計法は設計の自由度が伝達関数行列の未定係数で表され，多様な制御目的に柔軟に対応できる特徴を持つ．本稿では，本設計法を，冷間圧延機の第1スタンドの板厚制御問題に適用し，従来結果と比較検討する．

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