小型で安価な群ロボットを用いた群知能の基礎的検証
小型で安価な群ロボットを用いた群知能の基礎的検証
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS5-19
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Basis Examination of Swarm Intelligence using Small and Low Cost Swarm Robots
著者名: 木下 郁弥(関東学院大学),元木 誠(関東学院大学)
著者名(英語): fumiya Kinoshita(Kanto Gakuin University),Makoto Motoki(Kanto Gakuin University)
キーワード: 群知能|V字雁行|KilobotKilobot|Swarm Intelligence|V-formation of birds|Kilobot
要約(日本語): 近年,災害現場や宇宙環境など,人が容易に近づくことのできない環境での情報収集や作業に,群知能ロボットを導入することが研究されている。群知能とは,システムの集合的振る舞いの研究に基づいた人工知能のことであり,単純な機能のみを持つエージェントの個体群で構成されている。環境とエージェント群の相互作用から,知の創発をもたらすことがあり,自己組織化された搬送や監視,探索,救助などへの応用が期待されている。このような群知能を研究することを目的として,小型で安価なロボット「Kilobot」が開発されている。Kilobotは脚となる3本の針金を2個の振動モータで振動させることで移動する。また,ロボット間の距離測定や赤外線通信を利用したメッセージの送受信などが可能である。本研究では,Kilobotを使用して自然界に存在する群行動の一つである鳥のV字雁行を再現することを通して,Kilobotを用いた新たな群知能の創発について検討する。
PDFファイルサイズ: 1,794 Kバイト
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