3D地形図を用いた風況解析による大規模太陽光発電の出力予測
3D地形図を用いた風況解析による大規模太陽光発電の出力予測
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS6-7
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Output Prediction of the Large-Scale Photovoltaics by the Wind State Analysis Using 3D Topographic Map
著者名: 宇都木裕太 (北見工業大学),小原 伸哉(北見工業大学)
著者名(英語): Yuta Utsugi(Kitami Institute of Technology),Shinya Obara(Kitami Institute of Technology)
キーワード: 太陽光発電|風況解析|3D地形図3D地形図|Solar Photovoltaics|The Wind State Analysis|3D Topographic Map
要約(日本語): 現在、国内では自然エネルギーの利用拡大を目指して、数千キロワットクラスの大規模な太陽光発電システムの導入が進んでいる。さらに、政府が自然エネルギーによる余剰電力の買取制度を整備したため、太陽光発電の導入が加速している。しかしながらメガソーラーを設置する場合には、太陽光発電の発電量も設置計画に強く影響する。また、実際の太陽電池モジュールの温度は周囲の風とモジュール表面の間の熱伝達率により大きく変化する。特に日射の強い季節や時間帯でのモジュールの発電効率の低下は、年間の発電量を大きく低減する可能性がある。そこで本稿では、デジタル三次元地形図を用いた風況解析を導入することで、実際の設置予定場所の地形から得られた風況に基づいて、太陽電池モジュールと外気との間の熱伝達率を計算する。得られた熱伝達率とモジュールの内部抵抗による温度上昇に伝熱解析を適用してメガソーラーの発電効率を求める。
PDFファイルサイズ: 4,886 Kバイト
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