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オペラント学習中に見られる海馬リップル波とθ波の関係

オペラント学習中に見られる海馬リップル波とθ波の関係

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC1-18

グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/04

タイトル(英語): Relationship between Hippocampal ripple and theta oscillation during operant task

著者名: 藤原 清悦(聖マリアンナ医科大学),伊崎 義憲(聖マリアンナ医科大学),舩橋 利也(聖マリアンナ医科大学),明間 立雄(聖マリアンナ医科大学)

著者名(英語): Seietsu Fujiwara(St. Marianna University),Yoshinori Izaki(St. Marianna University),Toshiya Funabashi(St. Marianna University),Tatsuo Akema(St. Marianna University)

キーワード: 記憶|海馬|リップル|シータ波|ラット|Memory|Hippocampus|Ripple|Theta oscillation|Rat

要約(日本語): リップルは、海馬で観察される約100-250Hzで数十ms程度持続する局所集合電位で、記憶の固定化や読み出しに関連していると考えられている。我々はこれまでの研究で遅延付学習課題において報酬直前の遅延期間にリップルの生成頻度が高くなること、並びに、このリップル生成頻度のピーク値が課題の成績と有意に相関する事を示した。またθ波は、記憶機能に関連して海馬と大脳皮質間の情報連絡に重要な役割を担っていると考えられているがリップルとの関連は不明な点が多い。今回、θ波とリップルの関係について調査したところ、報酬直前のリップルの直後にθ波のパワーが大幅に低下する例と維持される例が存在する事が判明し、パワーが維持されたセッションでは課題の成績が高く、低下したセッションでは低いことが観察された。この事はリップルによってθ波がオン、オフされ、海馬から大脳皮質に伝達する情報が制御されている可能性を示唆する。

PDFファイルサイズ: 3,295 Kバイト

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