REMONによるTOPPERS/ASPの割り込み制御機能の強化

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC5-15

グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/04

タイトル(英語): Strengthening of the interrupt control function TOPPERS/ASP by REMON

著者名: 瀧口 宙(大阪電気通信大学),南角 茂樹(大阪電気通信大学)

著者名(英語): Hiroshi Takiguchi(Osaka Electro-Communication University),Shigeki Nankaku(Osaka Electro-Communication University)

キーワード: 組み込みシステム|REMON|TOPPERS/ASP|排他制御|ISR|Embedded System|Real-Time Embedded Monitor|Toyohashi Open Platform for Embedded Real-time System / Advanced Standard Profile|Mutual exclusion|Interrupt Service Routine

要約(日本語): Real-Time Embedded Monitor（REMON）とTOPPERS/ASPを協調動作させることにより、TOPPERS/ASPの割り込み処理制御強化の手法を提案する。
REMONは、わずかなソースコードと保存領域を用意するだけで割り込み処理（ISR）に”待ち”状態を付加することが可能となり、割り込み処理禁止を使用することなく排他制御処理を利用できるリアルタイム組み込み簡易モニタである。また、通常RTOSでは排他制御に割り込みが用いられるが、REMONは利用しない。資源に厳しい制約がある組み込みシステムにおいて貴重な資源である割り込みの節約が可能となる。
つまり、REMONとTOPPERS/ASPを協調動作させることにより、割り込み資源を節約した上でTOPPERS/ASPの割り込み制御の強化が可能となる。これが実現できることにより、対象とするRTOSにREMONを協調動作させるだけで割り込み制御の強化が可能となり、割り込み制御におけるリアルタイム性の向上に役立つことが期待できる。

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