音楽に対する嗜好と前頭部NIRS信号応答の経時的分析
音楽に対する嗜好と前頭部NIRS信号応答の経時的分析
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC6-7
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Time course analysis of forehead NIRS signal response and preference for music
著者名: 中村 悠紀(青山学院大学),浅野 裕俊(香川大学),野澤 昭雄(青山学院大学)
著者名(英語): Yuki Nakamura(Aoyama Gakuin University),Hirotoshi Asano(Kagawa University),Akio Nozawa(Aoyama Gakuin University)
キーワード: 嗜好|音楽|NIRS|酸化ヘモグロビン|近赤外分光法生体計測|preference|music|NIRS|oxygenated hemoglobin|near-infrared spectroscopybioinstrumentation
要約(日本語): 近年では趣味嗜好や行動履歴などの情報に基づいた個人ユーザ向けの製品の研究開発が盛んに行われており、ユーザの嗜好をより正確に反映する個人適応型サービスの開発への期待が高まっている。
本研究では人の主観的嗜好を、生体反応などの感性情報を基に客観評価することを目的とした。また、その基礎研究として音楽聴収時の生体反応の分類を実施した。計測には近赤外線分光法fNIRSを用いて、様々なジャンルのコンテンツを聴収させたときの前頭葉における酸素化ヘモグロビン濃度変化量を計測した。計測を行った前頭葉付近全22チャンネルのデータに因子分析を行うことにより、22チャンネルの共通因子を導き出した。そして、各因子に対する因子得点から生体反応の分類を行った。生理計測後にVASアンケートによって測定した心理指標との相関から、生体反応の分類結果と嗜好との関係性を調査した。
PDFファイルサイズ: 2,337 Kバイト
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