「電子回路教育での取り組み」
「電子回路教育での取り組み」
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC7-3
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): The Effective Educational Example in Electronic Circuits Education
著者名: 坂本 康正(金沢工業大学)
著者名(英語): Yasutada Sakamoto(Kanazawa Institute of Technology)
キーワード: 電子回路|トランジスタ増幅器|小信号等価回路|専門実験・演習|実験プロセスと評価法|Electronic Circuits|Transistor Amplifier|Equivalent Circuits|Experiment Exercise|An Experiment Process and the Method of Evaluations
要約(日本語): 金沢工業大学の電気系で行われている電子回路教育の事例を紹介する。
アナログ電子回路は一般に難しいと云われています。
難しいといわれる理由は、以下の通り最初に4つの大きな壁があるためです。
1.回路中を直流と交流が入り乱れて流れる。
2.ダイオードやトランジスタの特性が非線形のためオームの法則が適用できない。
3.トランジスタの周りのコンデンサや抵抗がなぜ必要なのか、わかりにくい。
4.小信号等価回路の導き方がわからない。
4つの壁を簡単に乗り越えるために、どのように工夫して教えているかを紹介します。
実際には実験を経験させることも必要なので、実験もたださせるのではなく、具体的に効果の上がる方法を提示します。
これらの手法でどれだけの効果を上げているかのデータは示すことはできませんが、
電子回路に興味を持つ学生は他大学に比べ多いと確信しています。
PDFファイルサイズ: 9,118 Kバイト
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