大規模ファイルシステム向けマイグレーション対象ファイル抽出方式
大規模ファイルシステム向けマイグレーション対象ファイル抽出方式
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC11-4
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): File System Search for Migration in Large-scale File Systems
著者名: 高田 昌忠(日立製作所),須藤敦之 (日立製作所)
著者名(英語): Masanori Takata(Hitachi,Ltd.),Atsushi Sutoh(Hitachi,Ltd.)
キーワード: クラウドストレージゲートウェイ|クラウドストレージシステム|ファイルストレージシステム|ファイルシステム|メタデータ検索|cloud storage gateway|cloud storage systems|file storage systems|file systems|metadata search
要約(日本語): クラウドストレージゲートウェイは,アクセス頻度の少ないファイルをクラウドストレージにマイグレーションすることでストレージコストを低減する.マイグレーションの実現には,マイグレーション対象のファイルを抽出する必要があるが,従来のファイル抽出方式は,ファイル抽出にかかるオーバヘッドが大きい問題があった.本稿は,マイグレーション対象ファイル抽出方式TPR(two-phase refining)を提案する.TPRは,クライアントが作成したファイルを作成日ごとにリストアップする.マイグレーション対象の抽出には,作成日ごとのリストから,もっとも古いリストを検索することで,検索範囲を絞り込む.性能評価の結果,TPRは検索範囲を絞り込んだことによってクローリング方式より高い検索性能であり,管理情報を維持するためのオーバヘッドを小さくすることによってメタデータインデックス方式より高いファイルアクセス性能であることを示す.
PDFファイルサイズ: 4,591 Kバイト
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