投影面の形状と色に依存しない画像補正
投影面の形状と色に依存しない画像補正
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC13-2
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Compensation Methods Independent of The Shape and Color of Projected Image
著者名: 今井 倫太郎(名古屋工業大学),梅崎 太造(名古屋工業大学),加藤 嗣(名古屋工業大学),田口 亮(名古屋工業大学),保黒政大 (中部大学)
著者名(英語): Imai Rintaro(Nagoya Institute of Technology),Umezaki Taizo(Nagoya Institute of Technology),Kato Tsukasa(Nagoya Institute of Technology),Taguchi Ryo(Nagoya Institute of Technology),Hoguro Masahiro(Chubu University)
キーワード: 幾何補正|光学補正|プロジェクタ-カメラシステム|キャリブレーション|geometrical compensation|optical compensation|projector-camera system|calibration
要約(日本語): 近年の大画面かつ高精細なディスプレイへのニーズの高まりを背景に,小型化や低価格化の進んだプロジェクタを用いてオフィスや居間のカーテンや壁に画像を投影する技術が注目されている.しかし専用スクリーンではない投影面に対するプロジェクタの表示は次の二つの問題を有する.一つ目は,投影面の表面形状や位置関係に起因して投影画像が歪んで見える幾何学的問題である.次に投影面が一様な反射特性を有していないために,明るさや色合いが異なるように見える光学的問題である.我々はグレイコードパターンおよびカメラとプロジェクタの応答関数を利用することで頑健性が高く実用的な補正手法を提案する.無地の投影面に照射した場合,提案手法と従来手法は同程度の補正精度であるが,模様が印刷された投影面に照射した場合,提案手法では幾何補正における誤差が58[%]減少した.また,光学的補正により目視にて大幅な視認性の改善が確認された.
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