分散型電源普及下でのパケット電力取引に基づく革新的配電システムのシミュレーション分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS2-7

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): The Simulation of the Progressive Electricity Distributing System Based on the Packet Electricity Trades Under Distributed Generation

著者名: 三浦 良輔(東京大学),藤井 康正(東京大学),小宮山 涼一(東京大学)

著者名(英語): Ryousuke Miura(University of Tokyo),Yasumasa Fujii(University of Tokyo),Ryoichi Komiyama(University of Tokyo)

キーワード: マルチエージェント|電力自由化|電力会社|シミュレーション|最適化問題|Muti-Agent|Electricity Liberalization|Electric Power Company|Simulation|Optimization Problem

要約(日本語): 電力市場自由化の下で分散型電源が普及した場合、地域毎に電力需給状況が大きく異なる可能性がでてくる。このため、最適な電力市場を形成するためには、各地域の需給状況を反映した地域別の電力価格の下での電力取引システムの実現が望ましい。そこで本稿では、著者らが提案しているパケット電力取引と多数の分散市場等から構成される革新的配電システムに関して、一般電気事業者に相当するエージェントの電力市場への戦略的入札アルゴリズムを新たに考慮することにより、その有効性などをシミュレーションにより検討した。従来の想定では時間帯毎に設定された一定価格で一般電気事業者は電力を卸していたが、現実的な取引環境を想定し、今回の想定では自己の利益を最大化するような価格で電力市場に入札を行うものとし、電力取引の挙動をシミュレーション分析した。

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