遠赤外線画像を用いた3次元細線化手法による顔認証のための固有特徴の提案
遠赤外線画像を用いた3次元細線化手法による顔認証のための固有特徴の提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS3-6
グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2014/09/03
タイトル(英語): Proposal of Specific Features for Face Identification using Far-infrared Image by Three-dimensional Thinning Method
著者名: 坂梨 弘幸(明治大学),小野 治(明治大学)
著者名(英語): Hiroyuki Sakanashi(Meiji University),Osamu Ono(Meiji University)
キーワード: 遠赤外線画像|顔認証|細線化処理|3次元化|far-infrared image|face identification|thinning processing|three-dimensionalization
要約(日本語): これまでの遠赤外線画像を用いた顔認証では体内温度、健康状態などの内部状態や外気温などの外部環境の変化によって顔の温度分布が変化する欠点があり、遠赤外線画像を用いた顔認証には環境不変の固有特徴が望まれている。本研究では顔の高温領域に着目して細線化を行い、3次元化することによって、血管分布と相関性が高い新しい固有特徴を抽出している。これを用いることによって遠赤外線画像の問題点を最小限に抑えられる新しい固有特徴となっている。提案手法は5値化処理によって得られた高温領域を細線化し、3次元の固有特徴を求めている。個別に依存した相違する特徴が表れたので認証手段として使用できる可能性を示すことができた。さらに抽出領域を考慮することで、より正確な認識結果が得られるのではないかと考えられる。今後、より多くの被験者のデータを用いて精度を高め、認証手段として使用できることが証明されるものと思う。
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