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疎結合オートトランスを用いた一次受動複素フィルタの一構成

疎結合オートトランスを用いた一次受動複素フィルタの一構成

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カテゴリ: 部門大会

論文No: GS5-2

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): Synthesis of a First-Order Passive Complex Filter Using a Loose Coupling Autotransformer

著者名: 八本大希 (筑波大学),庄野 和宏(筑波大学)

著者名(英語): Daiki Yamoto(University of Tsukuba),Kazuhiro Shouno(University of Tsukuba)

キーワード: アナログ|受動|複素|フィルタ|疎結合オートトランス|analog|passive|complex|filter|loose couplingautotransformer

要約(日本語): 複素フィルタは直流軸に関して非対称な周波数応答を持つため,実フィルタにない複雑な信号処理が可能となることが知られている。従来の密結合オートトランスを用いた一次受動複素フィルタでは,結合係数が下がると理想特性からの偏差が生じる問題がある。そこで本研究では,疎結合オートトランスを用いた一次受動複素フィルタの構成法を提案する。提案する複素フィルタは,希望する通過帯域と,希望しない通過帯域の二つを持つ。適切な結合係数を持つオートトランスを用いることで,後者の通過帯域は十分に高い周波数となる。提案回路は複素バンドパス出力と,その通過帯域と阻止帯域を入れ替えた複素バンドエリミネーション出力を持つ。設計例として,通過帯域が-90kHzから-110kHz,および,90kHzから110kHzとなる二つの複素フィルタを設計する。計算機シミュレーションを通して,イメージ除去比が従来回路よりも最大で4.8dB改善されることを確認した。

PDFファイルサイズ: 664 Kバイト

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