むだ時間を考慮した二軸空圧式除振装置に対する姿勢制御
むだ時間を考慮した二軸空圧式除振装置に対する姿勢制御
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS11-1
グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2014/09/03
タイトル(英語): Attitude Control of Pneumatic Anti-Vibration Apparatuses with Two Degrees-of-Freedom Considering Time Delays
著者名: 後藤 怜(東京農工大学),中村 幸紀(東京農工大学),涌井 伸二(東京農工大学)
著者名(英語): Satoru Goto(Tokyo University of Agriculture and Technology),Yukinori Nakamura(Tokyo University of Agriculture and Technology),Shinji Wakui(Tokyo University of Agriculture and Technology)
要約(日本語): 半導体デバイスの製造現場では,地震発生時に半導体露光装置の稼働を停止させる.その際,露光装置に用いられる空圧式除振装置では,空気を強制排出して除振台を着座させる.しかし,複数の空気ばねが用いられる多軸の空圧式除振装置では,各空気ばねに接続される配管長の差異が原因で,ばねごとにむだ時間は異なる.そのため,同装置の停止時に除振台の回転運動が生じ,同露光装置内の機械衝突を招く.本発表では,装置停止時における回転運動の抑制について検討する.二軸空圧式除振装置に対して,Smith補償器を実装し,むだ時間補償を行う.また,除振台の着座時に与える目標値信号を整形することで,回転運動の抑制を図る.本手法の有効性を数値シミュレーションと実機実験により示す.
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