完全人工心臓用螺旋流血液ポンプによる拍動流の生成

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC7-2

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): Pulsatile Flow Generation using the Helical Flow Pump

著者名: 石井 耕平(香川高等専門学校),磯山 隆(東京大学),斎藤逸郎 (東京大学),井上 雄介(東京大学),佐藤 雅巳(東京大学),李 欽陽(東京大学),原 伸太郎(東京大学),中川 英元(東京大学),小野 俊哉(東京大学),阿部 裕輔(東京大学)

著者名(英語): Kohei Ishii(Kagawa National Collage of Technology),Takashi Isoyama(The University of Tokyo),Itsuro Saito(The University of Tokyo),Yusuke Inoue(The University of Tokyo),Masami Sato(The University of Tokyo),Xinyang Li(The University of Tokyo),Shintaro Hara(The University of Tokyo),Hidemoto Nakagawa(The University of Tokyo),Toshiya Ono(The University of Tokyo),Yusuke Abe(The University of Tokyo)

キーワード: 螺旋流血液ポンプ|完全人工心臓|拍動流拍動流|Helical flow pump|total artificial heart|pulsatile flow

要約(日本語): 安定した血行動態の実現のため完全人工心臓用血液ポンプに不可欠な能力として拍動流生成能が挙げられる。ところが一般的な遠心ポンプ、軸流ポンプはいずれも拍動流の生成が難しく、拍動流生成能に優れたまったく新しい血液ポンプが求められてきた。螺旋流血液ポンプ(HFP)は完全人工心臓用血液ポンプとして研究が進められている。高速で回転し血液を駆出するインペラは高耐久性を実現するため血液を潤滑剤とした動圧浮上機構により非接触支持されている。左心用HFPは直径80mmm、幅40mmである。インペラには24枚のベーンが取り付けられており外形66mmである。5l/min、10mmHgを1400rpmで拍出可能なポンプ性能を有している。これまでに実施した最長203日の動物実験から、その有効性が示されつつある。本研究では螺旋流血液ポンプの駆動回転数を変動させることにより得られる拍動流を評価した。

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