フォルマント正規化による合成音声の検討
フォルマント正規化による合成音声の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS3-2
グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2014/09/03
タイトル(英語): Verification of Synthesized Speech based on Normalized Formant Space
著者名: 山﨑貴史 (東京電機大学),伊藤 駿(東京電機大学),松平 圭一(東京電機大学),花﨑 泉(東京電機大学)
著者名(英語): Takafumi Yamazaki(Tokyo Denki University),Shun Ito(Tokyo Denki University),Keiichi Matsudaira(Tokyo Denki University),Izumi Hanazaki(Tokyo Denki University)
キーワード: フォルマント|ARモデル|発音矯正|合成音声|Formant|AR model|Pronunciation|Synthesized speech
要約(日本語): 母国語にない音韻の発音練習では規範音声を聞きながら訓練することが一般的であるが、通常規範音声は訓練者とは別人の音声であるため、音韻情報の他に個人性をまねてしまうことがある。この弊害を回避するためにフォルマント情報を視覚的に表示する支援を考える。構築中の支援システムでは音韻を担う第1、第2フォルマントを表示する。訓練者に表示するフォルマントは、訓練者が発話したときに規範音韻となるフォルマントである必要がある。音声は発話者の個人性に依存するところが多く、他者のフォルマントと同じフォルマントの音韻を別人が発音したとしても、発話者によって聞こえ方は異なる。そこで本研究では、訓練者、規範音声発話者間のフォルマント情報を正規化して訓練対象音韻のフォルマントを推定し、推定値に基づき訓練者の個人性を保有した合成音声を作成する。合成音声と訓練後の音声を比較することによりフォルマント正規化の効果を検証する。
PDFファイルサイズ: 2,925 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
