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教育現場における社会的ジレンマに対する集団的懲罰と報酬制度の影響について

教育現場における社会的ジレンマに対する集団的懲罰と報酬制度の影響について

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カテゴリ: 部門大会

論文No: OS3-4

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): Effects of Pool Punishments and Rewards on the Social Dilemma in Educational Field

著者名: 内田 智士(倫理研究所),佐々木 達矢(ウィーン大学)

著者名(英語): Satoshi Uchida(RINRI Institute),Tatsuya Sasaki(University of Vienna)

キーワード: 進化ゲーム|社会的ジレンマ|公共財ゲーム|教育現場|集団的懲罰集団的報酬|Evolutionary game|Social dilemma|Public goods game|Educational field|Pool punishmentPool reward

要約(日本語): 教育現場は,学習者が教育現場の良い雰囲気(公共財)を作り出すゲームであるとみなすことができる.しかし単純な公共財形成ゲームでは,プレイヤーが公共財のために投資しない状態のみがナッシュ均衡となる(社会的ジレンマ).懲罰や報酬の導入はそのジレンマを解決しうるが,その仕組みを維持するためのゲーム自体が新たなジレンマをもたらし,単純に懲罰や報酬を導入しただけでは元のジレンマは解決されない.そこで本論文では,従来の個人的な懲罰/報酬制度ではなく,集団的懲罰/報酬の制度を組み込み社会的ジレンマの自発的解決を図る.その制度においては,代表者がゲーム参加者から仕組みを維持するためのコストを任意で徴収し,皆に代わって懲罰や報酬を行う.進化ゲーム論的な分析によって,先ずは集団的報酬制度が自発的に発展し,そのことをステップとして,最終的には集団的懲罰制度が根付き社会的ジレンマが解決されることが判明する.

PDFファイルサイズ: 387 Kバイト

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