表情認識のための顔各部位の相互関係に基づく特徴抽出領域の新しい特定法およびその抽出

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS5-5

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): New Isolating Method and its Extraction of the Areas in which the Feature is Included Based on Mutual Relationship among Facial Parts for the Recognition of Facial Expressions

著者名: 平野 晃昭(関東学院大学),中村 納(工学院大学)

著者名(英語): Teruaki Hirano(Kanto Gakuin University),Osamu Nakamura(Kogakuin University)

キーワード: 表情認識|顔部品抽出|顔領域抽出顔領域抽出|Facial Expression|Extraction of facial parts|Extraction of facial area

要約(日本語): 本報告は、表情認識のために顔領域抽出後の顔各部位の特定および抽出に関して述べる。先ず、比較的安定に抽出可能である口唇領域をYIQ基底のQ成分を用いて抽出する。通常、抽出を行う際に、一つのしきい値のみでは抽出領域の欠損または余剰となり、目的となる領域の正確な抽出は困難である。従って、抽出した各領域に対して個別にしきい値を設定して、それらを一つずつ下げて領域形状の変化を検査して適切な特徴領域の特定を行い、テンプレートマッチングで口唇領域を抽出する。目領域は修正HSV表色系の修正彩度成分を用いて、個別しきい値を設定し、特徴領域の特定を行う。口唇領域および目領域の相互関係を基に、目領域が欠損した場合でも、目領域の特定を行い、安定な特定および抽出を図る。

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