筋電と脳波を用いた自転車の乗り心地評価システムの提案
筋電と脳波を用いた自転車の乗り心地評価システムの提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS6-6
グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2014/09/03
タイトル(英語): Proposal of Bicycle Riding Comfort Evaluation System Using EMG and EEG
著者名: 武藤保貴 (慶應義塾大学),満倉 靖恵(慶應義塾大学)
著者名(英語): Yasuki Muto(Keio University),Yasue Mitsukura(Keio University)
キーワード: 自転車|乗り心地|筋電|脳波|Bicycle|Riding comfort|Electromyogram|Electroencephalogram
要約(日本語): 本稿では,筋電と脳波を用いた自転車の乗り心地評価システムを提案する。自転車の開発現場では,乗り心地を評価し,結果を製品開発に反映させる試みがなされている。従来は,ユーザに対するアンケートによって乗り心地を評価していたが,客観的な評価ではないことが問題点であった。そこで近年,自動車や船舶などの乗り心地評価に生体信号を用いることが提案されている。生体信号は人の内的な状態変化を観測することができ,乗り心地の客観評価指標となる可能性がある。一方で,自転車を評価対象とした研究は過去にあまり行なわれていない。そこで我々の研究では,生体信号として筋電と脳波を用いた自転車の乗り心地評価システムを確立することを最終目的としている。本稿では,自転車走行中に取得した被験者の筋電および脳波データから抽出される特徴量を用いて,回帰分析を行ない,自転車の乗り心地を点数化するシステムの構築を試みた。
PDFファイルサイズ: 778 Kバイト
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