無線ネットワーク機能を有した簡易地震計の開発
無線ネットワーク機能を有した簡易地震計の開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS13-3
グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2014/09/03
タイトル(英語): Development of low cost seismographs for high-density seismic network
著者名: 鈴木 宏伸(首都大学東京),小田 義也(首都大学東京)
著者名(英語): Hironobu Suzuki(Tokyo Metropolitan University),Yoshiya Oda(Tokyo Metropolitan University)
キーワード: Arduino|安価|地震計|MEMS|3G shield|Arduino|Low cost|seismographs|MEMS|3G shield
要約(日本語): 大地震による被害を軽減するには、地震発生直後の初期対応を適切かつ速やかに整えることが極めて重要であり、そのためには各地の地震動を正確かつ迅速に把握することが不可欠である. しかし、地震動は地下構造や周辺の地形により複雑に影響を受けるため、地震計の観測密度以上に局所的に変化することが分かっている. 従来型の地震計は設置や管理に大きなコストが掛かるため、局所的な変化に対応可能な地震観測網の実現は難しいと考えられる. そのため、小型で安価な無線ネットワーク機能を有した簡易地震計の開発を行った. 簡易地震計は一定以上の強い振動を感知した場合にのみ、加速度を観測し3成分合成波形の最大値を算出して、3G通信によってデータを送信することで使用電力量と通信量を抑えることに成功した. また、従来型の地震計との比較実験も行い、精度が十分あることも確かめることが出来た.
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