車載蓄電池を活用した家庭内エネルギー管理システムにおける実行可能性の向上
車載蓄電池を活用した家庭内エネルギー管理システムにおける実行可能性の向上
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS5-7
グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2014/09/03
タイトル(英語): Improvement of Feasibility for Home Energy Management System using In-Vehicle Battery
著者名: 佐々木勇介(名古屋大学),山口拓真(名古屋大学),川島明彦(名古屋大学),稲垣伸吉(名古屋大学),鈴木達也(名古屋大学/JST CREST)
著者名(英語): Yusuke Sasaki(Nagoya University),Takuma Yamaguchi(Nagoya University),Akihiko Kawashima(Nagoya University),Shinkichi Inagaki(Nagoya University),Tatusya Suzuki(Nagoya University,JST CREST)
キーワード: モデル予測制御|モデル予測制御|エネルギー管理システム|混合整数計画問題|実行可能性|Vehicle-to-Home|Model Predictive Control|Energy Management System|Mixed-Integer Programming|Feasibility
要約(日本語): 家庭単位で電力需給を制御するシステムとして,家庭用エネルギー管理システム(HEMS)が注目されている. HEMSにおいて電気自動車に搭載された車載蓄電池の余剰エネルギーを有効活用することで柔軟なエネルギー管理が可能になる.しかし,車載蓄電池は走行中にシステムから切断される特殊な蓄電池であり,車の走行状態や各家庭の生活様式,天候の変化などによって充放電計画は不確実性を伴う.その不確実性により充放電計画の実行可能性は大きく減少するため,実行可能性を考慮した蓄電池の充放電の計画が必要になる.本論文では,車載蓄電池を活用したHEMSにおける,自動車の走行利用と実行可能性を考慮した車載蓄電池の充放電計画手法の提案を行う.提案手法では蓄電池の満充電制約に着目し,充放電計画における不確実性に対して柔軟に対応することが出来る最適計画を立案する.最後に,提案手法を用いたHEMSについて計算機実験を行い,その有効性を検証する.
PDFファイルサイズ: 537 Kバイト
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