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振動法によるDNAの変性

振動法によるDNAの変性

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カテゴリ: 部門大会

論文No: PS7-9

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): Denaturation of DNA by vibration

著者名: 伊藤 啓(神奈川大学),鈴木 温(神奈川大学),井上 和仁(神奈川大学),安積 良隆(神奈川大学),山口 栄雄(神奈川大学)

著者名(英語): Hiromu Ito(Kanagawa University),Tadzunu Suzuki(Kanagawa University),Kazuhito Inoue(Kanagawa University),Yoshitaka Azumi(Kanagawa University),Shigeo Yamaguchi(Kanagawa University)

キーワード: 変性|denaturation

要約(日本語): 従来のDNAの増幅技術であるPCR法では、94℃の熱によりDNAを2本鎖から1本鎖に分離(変性)するため、DNAの損傷や酵素の失活等の問題が生じる。我々は、新たな変性技術として、振動による手法を提案・実証したので、報告する。実験方法は、DNAと酵素などが混合された試薬水溶液をマイクロチューブに入れ、チューブ全体を振動子により振動させることでDNAの変性を行った。DNAの変性は電気泳動により確認した。実験条件は、1チューブあたり、シロイヌナズナのゲノムDNA 0.5ng 、緩衝液 9.5μl、振動子の印加電圧50V、振動時間120秒とし、周波数を100Hzから10Hz刻みで200Hzまで変化させた。130Hz以上で変性を確認した。レーザードップラー振動(LDV)計により振動子の振幅の測定をした。電圧50V、周波数100Hz時の振幅は1.6mmであり、電圧50Vで周波数200Hz時の振幅は0.7mmであった。現在、振動変性の条件とLDV計により測定した振幅との関係を調査中である。

PDFファイルサイズ: 213 Kバイト

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