2自由度状態予測型I-PD制御系の一設計法
2自由度状態予測型I-PD制御系の一設計法
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS8-7
グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2014/09/03
タイトル(英語): A Design of Two-Degree-of-Freedom State Predictive I-PD Control System
著者名: 吉永 純平(松江工業高等専門学校),片山 優(松江工業高等専門学校)
著者名(英語): Junpei Yoshinaga(Matsue College of Technology),Masaru Katayama(Matsue College of Technology)
キーワード: I-PD制御系|状態予測制御|2自由度制御2自由度制御|I-PD control system|State predictive control|Two-degree-of-freedom control
要約(日本語): PID制御の使いやすさを維持しつつ,一段階上の性能を持つ制御系として,状態予測型I-PD制御系の設計法が提案されている.提案されている状態予測型I-PD制御系は,むだ時間後の状態を予測し,推定値(状態の予測値)をフィードバックして安定化させる.また,むだ時間系や不安定系(不安定極2個まで)にも適用できる.しかし,この制御系では設計用のモデルを限定しているため,高次の遅れ系の制御対象に対してはモデリングが必要となる.また,制御対象のモデル化誤差を含んでいる場合,制御性能が低下することが分かっている. 本報告では,2自由度状態予測型I-PD制御系の一設計法を提案する.具体的には,状態予測型I-PD制御系にフィードフォワード要素を付加し,過渡特性の改善を行う.また,数値シミュレーションを行い,提案法の有用性についても検討する.
PDFファイルサイズ: 422 Kバイト
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