高精度計測系を用いた固視微動と微小頭部運動解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC4-11

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): The Fixation Eye Movement and Micro Head Motion Analysis using Spacial and Temporal High Resolutions System

著者名: 藤江 博幸(三城 R&D),田中 靖人(神経数理学研究所),七五三木 聡(大阪大学)

著者名(英語): Hiroyuki Fujie(Paris Miki Inc. R&D),Yasuto Tanaka(Neuro-Mathematics Laboratory),Satoshi Shimegi(Osaka University)

キーワード: 固視微動|SURF|眼球運動|頭部運動|Fixation Eye Movement|SURF|Eye Movement|Head Motion

要約(日本語): 眼球は動きを止めることがない。サッケードや追跡眼球運動などに加え、固視により物体を詳細に見るときでも微小な眼球運動が生じていることが知られている。これは固視微動（FEM：Fixational Eye Movement）と呼ばれ、その時空間特性からトレモア、ドリフト、フリックの３種類が分類されてきたが、視角数分（網膜上の距離：数μm）程度のトレモアや、視角数十分程度のドリフトを正確に捉えることは困難であり、その性質や機能の詳細は不明である。本研究では固視微動の高精度計測を目的として、高速度撮影ビデオカメラを使用した非接触・非侵襲の計測を行い、その動画像をSURF画像解析して、微小運動検出を実現した。ここでは、頭部模型を用いた計測精度の検証と、実際の被験者を用いた計測結果を報告する。

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