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認知的構えは課題遂行における認知特性と脳波活動に影響を与える

認知的構えは課題遂行における認知特性と脳波活動に影響を与える

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC4-12

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): Task-sets influence cognitive property and electroencephalogram during task performance

著者名: 中谷 裕教(東京大学),川崎 真弘(筑波大学),北城 圭一(理化学研究所),山口 陽子(理化学研究所)

著者名(英語): Hironori Nakatani(University of Tokyo),Masahiro Kawasaki(Tsukuba University),Keiichi Kitajo(RIKEN),Yoko Yamaguchi(RIKEN)

キーワード: 認知的構え|アルファ波|作業記憶|素早い反応|task-set|alpha wave|working memory|rapid response

要約(日本語): 我々は絶えず変化する日常環境の中で認識・注意・判断など様々な認知機能を組み合わせて振舞っている。変化する環境の中で適切に振舞うには、その場の状況に基づいて次に起こり得る出来事を想定し事前に備える必要がある。このような認識・注意・判断などの認知機能に予測的なバイアスをかけた認知的準備状態が認知的構えである。一方従来の研究では主にバイアスの無い状態での刺激提示に対する脳活動を調べることで、課題遂行に関わる脳機能が調べられていた。しかし、課題遂行中だけでなく認知的構えに関わる脳機能を理解することは、刻一刻変化する日常環境における認知・判断や意思決定のメカニズムを理解する上で重要である。本研究では以下の二点について報告する。1)頭頂部と前頭部のα波が認知的構えを反映する。2)認知的構えに関連したα波は課題遂行中にも現れる。この結果は、認知的構えが課題遂行中の情報処理に影響を与えることを示唆する。

PDFファイルサイズ: 787 Kバイト

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