軸索伝導する活動の連続的長期評価
軸索伝導する活動の連続的長期評価
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC4-26
グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2014/09/03
タイトル(英語): Continuous Long Term Monitoring of Neural Activity along Individual Axons
著者名: 酒井 洸児(東京大学),榛葉 健太(東京大学),小谷 潔(東京大学),神保 泰彦(東京大学)
著者名(英語): Koji Sakai(The University of Tokyo),Kenta Shimba(The University of Tokyo),Kiyoshi Kotani(The University of Tokyo),Yasuhiko Jimbo(The University of Tokyo)
キーワード: 軸索伝導|培養神経回路網|微小電極アレイ微小電極アレイ|axonal conduction|neuronal network|microelectrode array
要約(日本語): 軸索が伝導速度を変えることで,神経回路網の情報処理機能を積極的に調節することが近年注目されている.微小電極アレイ(MEA)を用いて培養神経細胞の活動を計測した先行研究では,日数経過による培養細胞の成熟や,神経回路網の活動パターンの短期的な変化が軸索における活動伝導に影響することを示唆する結果が報告されている.しかし,成熟による長期的傾向と,活動パターンへの短期的応答が同時に評価できるタイムスケールでの計測は例がなく,両者の混在による軸索への影響については理解が十分にはされていない.そこで本研究では,両者が評価可能なタイムスケールとして計測期間を12時間に設定した.また,それぞれの軸索の活動を連続的に評価することを目的として,計測された活動波形を軸索ごとに対応付けるための信号解析を行った.大脳皮質神経細胞から計測した自発活動を解析し,軸索における伝導速度の短期および長期的変化を評価した.
PDFファイルサイズ: 637 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
