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ラット聴皮質における聴性誘発電位の試行間での振幅変動

ラット聴皮質における聴性誘発電位の試行間での振幅変動

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC4-31

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): Trial-to-trial Variation of the Amplitude of Auditory Evoked Potentials in Rat Auditory Cortex

著者名: 白松 知世(東京大学),高橋 宏知(東京大学,JSTさきがけ)

著者名(英語): Tomoyo I. Shiramatsu (the University of Tokyo),Hirokazu Takahashi(The University of Tokyo,PRESTO,JST)

キーワード: 微小電極アレイ|多点同時計測|ラット聴皮質|誘発電位|ミスマッチネガティビティ|microelectrode array|multi channel recording|rat auditory cortex|evoked potential|mismatch negativity

要約(日本語): 近年,脳の状態に応じて,神経活動が変化することが知られている.聴皮質では,音に対して聴性誘発電位 (AEP) が発生するが,脳の状態に応じて,AEPの各成分が同様に変化するかは,詳しく調べられていない.本研究は,麻酔下のラット聴皮質からAEPを微小電極アレイで多点同時計測し,中潜時反応 (P1) とミスマッチネガティビティ (MMN) に注目し,単一試行の振幅分布を調べた.音刺激として,10 kHzと16 kHzのトーンバースト音 (60 dB SPL) を,オドボール課題で提示した.低発生確率 (10 %) の逸脱刺激に対するAEPにおいて,音刺激提示後50 ms以内の最大電位と,50 ? 150 ms後の最小電位を,P1とMMNの振幅として試行ごとに定量化し,振幅の分布を調べた.その結果,P1の振幅は,1相性の分布を示したが,MMNの振幅は,2相性の分布を示し,2つの振幅には相関が認められなかった.この結果は,AEPの各成分が,異なる脳状態に依存していることを示唆する.

PDFファイルサイズ: 616 Kバイト

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