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一過性神経活動阻害が神経回路ダイナミクスに与える影響

一過性神経活動阻害が神経回路ダイナミクスに与える影響

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC4-33

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): The effects of transient abolishment of electrical activity on dynamics in a dissociated neuronal network.

著者名: 大機悠斗 (関西学院大学),伊東嗣功 (関西学院大学),箕嶋 渉(関西学院大学),工藤 卓(関西学院大学)

著者名(英語): Yuto Ohki(Kwanseigakuin University),Hidekatsu Itoh(Kwanseigakuin University),Wataru Minoshima(Kwanseigakuin University),Suguru N. Kudoh (Kwanseigakuin University)

キーワード: ネットワークダイナミクス|分散培養系|自発性神経電気活動|間歇化|バースト化|network dynamics|dissociated culture|spontaneous activity|intermittent pattern|bursting

要約(日本語): 脳の高次機能は神経回路網の時空間活動パターンに依存している.ラット海馬分散培養系における自発性電気活動のような背景的な電気活動は,生体においても神経回路網の内部状態を構成する素因となっていると考えられる.自発性神経活動は動的で複雑な時空間パターンを持っており,一時的に活動停止した場合, 活動再開した際に同じパターンが再現されるかは自明ではないと考えられる.そこで,細胞外電位多点計測システムにより分散培養神経回路網の自発活動電位を計測し,薬剤により神経活動を一時的に阻害した.薬剤を取り除いた後に自発活動が回復する過程を解析した.その結果,自発性神経電気活動はバースト化・間歇化し,神経活動頻度が増大した.この変化は数時間にわたって持続した後,活動頻度は阻害前と同程度に復帰し,バースト状の発火パターンも収束した.これらの結果は,自発活動パターンは動的な平衡状態によって実現されていることを示唆する.

PDFファイルサイズ: 1,716 Kバイト

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