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人体内代謝産物が形成した微結晶の磁気的特性

人体内代謝産物が形成した微結晶の磁気的特性

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC10-5

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): Magnetic properties of crystals of metabolite formed in vivo

著者名: 武内裕香(広島大学),岩坂正和(広島大学/JST さきがけ)

著者名(英語): Yuka Takeuchi(Hiroshima University),Masakazu Iwasaka(Hiroshima University,JST PRESTO)

キーワード: 磁場|磁場配向|反磁性|結晶|尿酸|magnetic field|magnetic orientation|diamagnetism|crystal|uric acid

要約(日本語): 近年、食生活などの変化に伴い、生体内の結晶が原因で起こる病気が増加傾向にある。例えば痛風が挙げられる。今回その原因物質となる、尿酸ナトリウム結晶に着目し磁場に対する応答を観察し、基礎的検討を行った。まず、尿酸ナトリウム結晶の飽和溶液を生成しそれぞれの結晶を人工的に得られた。次に最大500 mT (テスラ)までの静磁場を発生する電磁石を使用し、同時に結晶の挙動をCCDカメラで観察した。その結果、500 mTにおいて、尿酸ナトリウム結晶の長軸方向が磁場に対して、垂直になるように回転した。また、分光計において磁場を与えたときの結晶の反射光強度を測定した結果、磁場を与えていないときと比べ、明らかに強度が上昇した。よって、定量的に結晶への磁場に対する効果が示された。以上の結果は、500 mT程度の磁場で結晶の磁気コントロールが可能だということが示唆された。

PDFファイルサイズ: 661 Kバイト

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