サーバ連携によるM2Mゲートウェイ設定支援方式の実装とトライアル評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC11-2

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): Implementation and Trial evaluation of Server-assist method for M2M gateway Configuration

著者名: 服部 雅晴(KDDI研究所),吉原 貴仁(KDDI研究所)

著者名(英語): Masaharu Hattori(KDDI R&D Laboratories Inc.),Kiyoshito Yoshihara(KDDI R&D Laboratories Inc.)

要約(日本語): 近年，活動量計など各種デバイスがインターネットなどのネットワークに接続し通信を行うM2M通信の普及が進んでいる．M2M通信では，配線を不要とするデバイス設置の自由度から，インターネット接続にモバイルネットワーク利用が一般的である．一方で，M2M通信を行うデバイスはおよそ年率30%で増加し，デバイスの接続の開始や切断を制御する信号の増加により，モバイルネットワークの負荷増大や輻輳発生が懸念される．本稿では懸念解消のため，複数デバイスの通信を中継しインターネット接続するスマートフォンなどのゲートウェイを用いる接続形態に着目した．設定の手間を要するアプリケーション追加などのゲートウェイの設定作業を支援する方式を考案し，実装した．一般利用者を対象に本方式による操作時間のトライアル評価を実施した．本方式により操作時間が1/10以下に短縮できることを確認した．

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