洪水防災のための分散協調M2Mシステムの提案
洪水防災のための分散協調M2Mシステムの提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC11-8
グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2014/09/03
タイトル(英語): Proposal of Distributed Cooperative M2M System for Prevention of Flood Disaster
著者名: 北上眞二 (早稲田大学),宮西 洋太郎(アイエスイーエム),浦野 義頼(早稲田大学),白鳥 則郎(早稲田大学)
著者名(英語): Shinji Kitagami(GITS,Waseda University),Yohtaro Miyanishi(ISEM,Inc.),Yoshiyori Urano(GITS,Waseda University),Norio Shiratori(GITS,Waseda University)
キーワード: サーバ集中型M2Mシステム|インテリジェントM2Mゲートウェイ|M2Mコーディネートサーバ|ネバーダイ・ネットワーク|イベント駆動データ収集ルールベース自律制御|Server-centric M2M System|Intelligent M2M Gateway|M2M Coordinate Server|Never Die Network|Event-driven Data CollectionRule-based Autonomous Control
要約(日本語): 洪水や地滑りの監視警報等の防災アプリケーションへのM2M(Machine-to-Machine)システムの効果的な適用が期待されている。特に,洪水防災においては,流域全体の雨量と水位データに基づく下流域への影響分析と、局地的な集中豪雨による鉄砲水の即時の警報発報の両立が求められる。しかしながら,従来からのサーバ集中型のM2Mシステムは,大量で多種多様なデータ収集によるサーバ負荷増大やフィードバック制御の遅延等の課題がある。本研究では,このような課題を解決するための分散協調M2Mシステムを提案し,洪水防災アプリケーションへの適用を行う。提案システムは,アクセスネットワークの耐災害性を実現するネバーダイ・ネットワークを基盤とし,イベント駆動データ収集によって,災害時の低帯域ネットワークにおける効率的なデータ収集を実現する。また,ルールベース自律制御によって,M2Mゲートウェイにおける自律的な洪水警報発報を実現する。
PDFファイルサイズ: 411 Kバイト
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