スマートビジョンによる人のセンシング

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC15-3

グループ名: 【C】平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2014/09/03

タイトル(英語): Human Sensing by Using Smart Vision

著者名: 寺田 賢治(徳島大学)

著者名(英語): Kenji Terada(The University of Tokushima)

キーワード: 画像処理|コンピュータビジョン|人の計測人の計測|Image Processing|Computer Vision|Human Sensing

要約(日本語): 高齢化社会の進展と犯罪の凶悪化は我が国の大きな問題になっている．このような弱い人を助けること，悪い人を退治することと言う一見，反対に見える２つのシステムの実現には，両方とも人のセンシングが必要不可欠という点でひとつにつながる．しかし画像を用いて人をセンシングしようという技術は人間の視覚機能と同じであることを期待されながらも，そこまで確立された技術とはいいがたく，人の犯罪の予兆や容態の急変などを自動でとらえるなどができていない（本稿では，筆者らが研究，開発してきた人の動きの画像処理技術の一例を紹介する．筆者らは目的に応じて様々な工夫と試みを行なっているが，ここではそれら中の一部を紹介する．これらは単に計測できれば良いのではなく，安価で簡単なシステムを用いて，複雑で曖昧な形状と動きを有する人を計測するものである．

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