大規模ANNのための細胞体モデルの低消費電力化に対する一検討
大規模ANNのための細胞体モデルの低消費電力化に対する一検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS1-4
グループ名: 【C】平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2015/08/27
タイトル(英語): A Study on Power Consumption of a Cell Body Model for an Artificial Neural Network
著者名: 戸泉孝太 (日本大学),二瓶 乃亮(日本大学),佐伯 勝敏(日本大学),関根 好文(日本大学)
著者名(英語): Takahiro Toizumi(Nihon University),Daisuke Nihei(Nihon University),katsutoshi Saeki(Nihon University),Yoshifumi Sekine(Nihon University)
キーワード: 細胞体モデル|消費電力|ANN|Λ型負性抵抗素子|NチャネルMOSFETクランプ回路|Cell Body Model|Power Consumption|Artificial Neural Network|L. Type Negative Resistance Element|N Channel MOSFETClamp Circuit
要約(日本語): 近年、生体の情報処理機構をモデル化し、工学的に応用する研究が行われており、大規模なArtificial Neural Network(ANN)を構築する場合、ANNを構成する最小単位である細胞体モデルの消費電力は小さいことが望ましい。細胞体モデルの消費電力を削減するためには、素子数を減らすか、細胞体モデルに印加する電圧を低くする必要がある。
本稿では、大規模ANNのためにNチャネル形MOSFETのみで構成し、素子数を減らした細胞体モデルを改良することで、細胞体モデル一つに印加される電圧を低下させたモデルを提案し、従来モデルと比べ、消費電力を約20%まで削減することができることを明らかにしている。
PDFファイルサイズ: 467 Kバイト
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