Webカメラを用いたVDT作業時間の自動測定システムの開発と異人種に対する精度検証
Webカメラを用いたVDT作業時間の自動測定システムの開発と異人種に対する精度検証
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS4-2
グループ名: 【C】平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2015/08/27
タイトル(英語): A System for Measuring Working Hours of a VDT Worker Using a Webcam and Application for Multiracial Participants
著者名: 山 稔(近畿大学),阿部 孝司(近畿大学),南 昌秀(金沢学院大学),田 海燕(神戸大学)
著者名(英語): Minori Yama(Kinki University),Koji Abe(Kinki University),Masahide Minami(Kanazawa Gakuin University),Haiyan Tian(Kobe University)
キーワード: VDT症候群|画像認識|画像処理画像処理|computer vision syndrome|image recognition|image processing
要約(日本語): 本稿では,VDT症候群を予防することを目的として,VDT作業者の作業時間を測定し,休憩を促すシステムを提案する. VDT症候群とは,PCモニターを使ったVDT作業を長時間行うことで,目や体,心に支障をきたす病気であり,主な症状としては眼精疲労や首や肩の痛みなどがあげられる.厚生労働省は予防ガイドラインを策定しており1 時間の作業毎の休憩などを提案しているが,作業者自身の裁量に任されているケースが多く何かしらの症状が出た後にVDT症候群とわかるケースも少なくない.本稿では,ディスプレイ上に設置したWebカメラから作業者が存在する状態を表す特徴量を抽出し,VDT作業者の作業時間を測定する.実験では,日本人以外の作業者も想定し,マスクやカツラを装着した複数の作業者にシステムを適応した.実験の結果,平均再現率,平均適合率は,それぞれ85%以上となり提案したシステムの有効性を示した.
PDFファイルサイズ: 2,597 Kバイト
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