高周波複素バンドパス・フィルタの直交変調器への適用

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC5-5

グループ名: 【C】平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2015/08/27

タイトル(英語): High-Frequency Complex Bandpass Filter : Application to Quadrature Modulator

著者名: 伊藤 諒(会津大学),束原 恒夫(会津大学)

著者名(英語): Ito Ryo(The University of Aizu),Tsukahara Tsuneo(The University of Aizu)

キーワード: ソフトウェア無線|直交変調器|位相誤差|振幅誤差|複素フィルタ|software defined radio|quadrature modulator|phase error|amplitude error|complex filter

要約(日本語): 本稿では, ソフトウェア無線およびにソフトウェア無線を基本アプリケーションに据えるコグニティブ無線に適した, 高周波複素バンドパスフィルタを用いた高い変調精度を発揮する高精度・複素型直交変調器(HP-CQMOD)について述べる. 変調精度劣化の主要因である直交LO信号の位相誤差および振幅誤差を補償する.高周波複素バンドパスフィルタはインバータ型のGm-Cフィルタを用いて設計し, シミュレーションから直交変調器と高周波複素バンドパスフィルタの有効性を確かめた. シミュレーションはSSB変調法を用い, サイドバンド抑圧比を評価指標とした.0.18umプロセスを用いて設計し電源電圧を1.2Vとし1GHzにおいて40dB以上のサイドバンド抑圧比を達成している.

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