ギャップコアを用いたローパスフィルタの特性とコア構造との関係
ギャップコアを用いたローパスフィルタの特性とコア構造との関係
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS4-10
グループ名: 【C】平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2015/08/27
タイトル(英語): Relationship Between With-Gap Core Arrangements and Low-Pass Filter Performance
著者名: 久野 渥司(三重大学),田川 勇太(三重大学),竹尾 隆(三重大学),大橋 良紀(北川工業),松崎 徹(北川工業)
著者名(英語): Atsushi Kuno(Mie University),Yuta Tagawa(Mie University),Takashi Takeo(Mie University),Yoshinori Ohashi(Kitagawa Industries,Co. Ltd.),Toru Matsuzaki(Kitagawa Industries,Co. Ltd.)
キーワード: ギャップコア|ローパスフィルタ|磁束漏れ磁束漏れ|with-gap core|low-pass filter|magnetic flux leakage
要約(日本語): フェライトコアとコンデンサから構成されたローパスフィルタはノイズ抑制手段として一般的である。大きな直流電流が重畳される場合には、コアの磁気飽和を避けるために、コアにギャップが設けられる。このときのローパスフィルタの特性は、伝送路に沿ったコアの位置やギャップの構造によって変化することがわかっている。これは、コアにギャップが設けられていると、ギャップ周りの磁束の漏れが周囲の回路部品に影響することが一因と考えられる。本研究では、ギャップコアの構造や位置がローパスフィルタの性能にどのように影響を与えるかを、等価回路解析や電磁界シミュレーションにより検討する。そして、その結果を踏まえ、最適なフィルタ特性を達成するための理想的なコア構造を検討する。
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