局所的相互相関にもとづく時系列データ類似度を用いた動作分類
局所的相互相関にもとづく時系列データ類似度を用いた動作分類
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC5-2
グループ名: 【C】平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2015/08/27
タイトル(英語): Classification of Actions in terms of Similarity of Time Series Data with Local Cross-correlation Function
著者名: 石田 和成(広島工業大学)
著者名(英語): Ishida Kazunari(Hiroshima Institute of Technology)
キーワード: 相互相関|時系列データ|動作分類|スポーツデータ|Cross-correlation|Time Series Data|Action Classification|Sports Data
要約(日本語): 時系列データについて,相互相関にもとづき類似度を定義し,スポーツデータの動作分類を行った.本研究に先立ち,周期性のあるスポーツデータについて自己相関を用いた動作分類を行った.本研究では,周期性の無いデータを扱うために,相互相関を用いる.しかし,同じ動作をする場合でも,動作の速度が異なるデータの相互相関は低い値となる.そのため,時系列データにおいて局所的に相互相関を求め,その平均にもとづき類似度を定義する.ただし,時系列データ全域で局所的相互相関を計算するため,時系列長の増大にともない計算量が逓増する.この逓増を防ぐため,漸進的な局所的相互相関計算アルゴリズムを開発した.この手法と通常の相互相関によりスポーツデータを分類,比較した結果,動作速度の違いがある場合でも,本手法は適切に動作分類できることを確認した.
PDFファイルサイズ: 1,055 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
